現在では医療と言えば、薬で治療を行う西洋医学が主流となっていますが、400年以上の歴史があり、日本でも古くからおこなわれている東洋医学もバカにすることはできません。
400年もの長い間に渡り、東洋医学が廃れずに継承されているということは、それだけ効果を感じている人や、実際に治療を受けて体調が改善している人がいる証拠です。
そして、東洋医学の治療の中には、EDや勃起力の改善に役立つものもあります。それが『ツボ押し』です。
ツボとは気の流れをコントロールするためのポイントのことですが、その部分を指圧してあげると、体内の血の流れが良くなり、体調が整うと考えられています。
また、どのツボを刺激するかによって、体に与える効果は変わってきます。そして、勃起力やEDの改善をサポートするツボも存在するんですね。
そこで以下では、男性器の悩みにおすすめなツボの位置とマッサージ方法を解説します。マッサージは自宅にいながら簡単にできますので、精力の衰えを感じている方は、ぜひ試してみくださいね。
ED改善・精力アップにつながる4つのツボ
1.湧泉(ゆうせん)
足の裏の中心部分から、少し上の部分のくぼみ部分にあるツボが湧泉(ゆうせん)であり、性欲アップに効くと言われています。この部分のマッサージ方法は、3秒押して、3秒休んでを2~3分繰り返せばOKです。
なお、お風呂上りの足の裏が柔らかくなった状態で、マッサージに取り組めばより効果的です。
2.じりょう
背中の骨盤の真ん中に逆三角形をした、仙骨(せんこつ)と呼ばれる骨があります。この仙骨には左右1対になったくぼみがいくつかありますが、上から2番目のペアがじりょうのツボです。
こちらのツボは精力向上に効く言われています。マッサージの方法は、3秒押して3秒離すを2~3分繰り返しましょう。
また、背中にツボがあるため指で押しにくい方は、ゴルフボールを使えばゴリゴリ刺激しても構いません。
3.大赫(だいかく)
おへそから指4本分くらい下にある部分から左右に少し離れた部分が、大赫(だいかく)のツボになります。こちらは勃起力のアップに効くと言われているツボです。
マッサージ方法ですが、人指し指・中指・薬指の3本を揃えて、少しお腹が凹むくらいの力で押します。
4.三陰交(さんいんこう)
足のくるぶしから指4本分上にある骨の付近が三陰交(さんいんこう)のツボで。こちらは精液の生成量を増やすと言われているツボです。
床に座った状態で、親指でもみマッサージをしながらツボも刺激するようにしましょう。
以上が精力・勃起力アップなどをサポートするための4つのツボです。
ツボ押しマッサージは鍼もお灸も必要なく、手さえあれば自宅で簡単にできるものですので、精力の衰えを感じている方はぜひ試してみてください。
また、勃起力を向上させるには、スクワットのような下半身の筋トレもおすすめできます。スクワットが勃起力アップに推奨できる理由は次のページで解説していますので、そちらがご参考になれば幸いです。
男性ホルモンを増やすのにおすすめの筋トレ