たっぷりと汗をかいた後に、シャワー浴びって、冷蔵庫でキンキンに冷えたビールを流し込む。お酒好きの方に限らずに、シャワー。お風呂上がりのビールの爽快感は格別ですよね。
また、仕事終わりには必ずお酒を飲まなければ、気が済まないという方もいらっしゃるでしょう。
たしかに、少量のお酒はリラックス効果もあるため、ストレス解消の側面から考えると良い面はあります。
しかし、それはあくまでも少量をたまに飲んだ場合のお話しです。毎日の飲酒は健康面から考えると、決して良いものではありませんし、飲みすぎは男性ホルモンの生成量の減少にもつながります。
そのため、30代・40代の男性でEDや勃起不全で悩んでいる方は、もしかしたらご自身の飲酒に原因がある可能性も考えらます。
では、どうしてお酒をのむことが男性ホルモンの影響に減少するのでしょうか?
アルコールは睡眠障害を引き起こす
お酒に含まれるアルコールは肝臓に負担をかけるばかりではなく、睡眠の質を下げるという作用があります。
男性ホルモンのテストステロンは睡眠中にその分泌量が増えるため、睡眠の質が低下すると分泌量も低下してしまう可能性が高いんですね。
なお、「おれはお酒を飲んだ方がよく眠れるんだよ」とおっしゃる人がいますが、それは眠りに入るまでの時間が短くなっているだけであり、睡眠の質が高くなっているではわけではありません。
アルコールを摂取すると、いったん眠っても途中で目覚める回数が増えるため、睡眠の質自体はお酒を飲まないと比較して、グンと下がっています。
ですので、しっかりと眠って男性ホルモンを分泌したいのなら、お酒はできるだけ控えるようにしましょう。
では、どれくらいお酒の量を減らせば良いかについてですが、週2回は必ず休肝日を設定するようにしてください。それだけでも体調はグンとよくなりますからね。
また、お酒の飲む量については1日あたりのアルコール量を20g未満になるようにしましょう。
例えば、アルコール度数5%のビールや缶酎ハイなら、500mlのロング缶1本までならOKです。
それよりたくさんの量は飲み過ぎになりますので、休肝日に加えて1日あたりの飲む量も注意が必要です。
ただし、上述したように量さえ守れば、お酒はストレス解消や友人や同僚と仲良くなるためには、有効な手段ですので無理に禁酒をする必要ありません。
次の記事で紹介したように、男友達同士でワイワイ騒ぐことは、男性ホルモンの量を増やすためには有効と言われている手段ですからね。
男性ホルモンを増やす7つの方法【精力アップにつながる!】
ですので、いきなり完全に禁酒するのではなく、無理のない範囲でお酒を減らす減酒から取り組めば良いでしょう。