「勃起力の低下してペニスがカチカチに硬くならない」、「オナニーやセックスをしたいという気持ちが全く湧いてこない」そのよな悩みの原因として考えられるのが男性ホルモン『テストステロン』の低下です。
テストステロンは、ペニスを硬く勃起させるのに必要なNO(一酸化窒素)の分泌に大きく関わる物質であり、その分泌量が低いとセックス中の中折れや、勃起してもフニャフニャなペニスにつながります。
そのため、より良い性生活を送るためには、男性ホルモン値を高める生活習慣を送ることが大切であり、そのための7つの方法を以下の記事ではお伝えしました。
男性ホルモンを増やす7つの方法【精力アップにつながる!】
「でも、男性ホルモンが多い人ほど禿げやすいって聞くから、紹介したような生活習慣を続けたら薄毛・抜け毛が進行するんじゃないの?」
たしかに、男性ホルモンが増えると薄毛になるのでは?と心配される方が非常に多いです。しかし、その考えは正しくはありません。
実はテストステロンが増えたからと言って、禿げるとは限らないんですね。その証拠に男性ホルモンが豊富であり、精力旺盛なAV男優の方で薄毛の方は非常に少ないです。
例えば、現在トップAV男優と言われているしみけんさん、森林原人さん、鈴木一徹さんなどいずれも髪はフサフサな状態をキープしています。また、レジェンドの加藤鷹さんもしっかりと髪は残っていますよね。
では、どうして男性ホルモンと薄毛は関係があると昔から言われ続けているのでしょうか?
その理由について、以下で分かりやすく紹介します。男性ホルモンの量を増やすことに不安がある方は、ぜひご覧になってください。
薄毛の原因となるのはジヒドロテストステロン(DHT)
薄毛・AGAの原因は男性ホルモンのテストステロンと考える人がいますが、それは大きな間違いです。テストステロンそのものは薄毛には何も影響しません。
そのテストステロンは体内にある還元型酵素『5αリアクターゼ』により、活性化されより強力な男性ホルモン『ジヒドロテストステロン(DHT)』になるのですが、これが薄毛を引き起こす原因になるんですね。
つまり、いくらテストステロンの量が多くても、体内の『5αリアクターゼ』の量が少なければ、薄毛にはなりません。
それから、5αリアクターゼの量というのは遺伝で決まる要因が強いため、体質改善で変化させるのは難しいです。ただ、だからと言って、薄毛を恐れる必要はありません。
最近ではフィナステリド(プロペシアに含まれる成分)という薄毛・抜け毛に効果がある薬が開発されており、それを飲めば5αリアクターゼがテストステロンと結びつくの防ぐことができますので、薄毛が不安な方はそちらのお薬を活用すれば良いでしょう。
なお、フィナステリドは薬局での販売が許可されていないお薬のため、使用するためにはAGAクリニックで医師に処方をしてもらう必要があります。
また、AGA治療は保険が効きませんので、クリニックにより治療方法や値段が異なるんですね。そのため。ですので、病院選びには注意が必要です。ヘタな病院を選ぶと、ぼったくりのような値段を請求されますからね。
ちなみにAGAクリニックの選び方については、次のサイトで紹介されている記事が参考になります。男性ホルモンを増やしたいけれど、薄毛は嫌だという方はご参考にされてください。
■参考記事:薄毛治療におすすめのクリニック